ワキガとアポクリン腺

アポクリン腺はどうしてあるの?

ワキには、エクリン腺とアポクリン汗腺とがあります。このうちアポクリン汗腺から分泌される汗が酸化することで、ワキガが発生します。
アポクリン汗腺は、実はワキだけでなく性器にもあります。もともとアポクリン汗腺は、異性をひきつける匂いを発するために存在している汗腺です。匂いによって男女が結びつけば、性交渉によって子孫が生まれます。つまりアポクリン汗腺は、子孫を残すため、種族保存のためにあるわけです。
そのため女性は、妊娠しやすい排卵期には、よりアポクリン汗腺が活発になります。性器からもワキからも、強い匂いが出るようになるのです。
これは種族保存のために、身体がもともと持っている機能です。決して病気ではありません。しかし現代では、ワキガがあるとかえって異性に距離を置かれてしまうこともあります。そのため美容外科などでは、アポクリン汗腺を除去する手術がおこなわれています。アポクリン汗腺がなくなれば、ワキガは発生しません。
かつては種族保存のために必要だったアポクリン汗腺は、このように現代ではむしろ種族保存のために除去されるようになったのです。